渓流ベイトフィネス、ゼノンLTX+MgBFカスタムスプールの最終インプレ。やはりシマノダイワに比べて劣る感がある

23カルコンBFS、26月下美人BFTWと使ってきて改めてゼノンLTX+MgBFカスタムスプールを使用すると「これは・・・」と思うところがありました。それを踏まえてゼノンLTX+MgBFカスタムスプールのインプレをします。

軽量ルアーへの対応力

改めて感じたのが23カルコンBFS、26月下美人BFTWと比べてあきらか軽量ルアーへの対応力が低いと感じます。投げられはしますが2機種に比べてあきらかキャスト感で劣ります。これはブレーキシステムうんぬんではなくスプール性能がモロに出てる感じです。

比較として
23カルコンBFS(22アルデバランBFS)=スプール径29mm、スプール幅19mm
ゼノンLTX=スプール径30mm、幅22mm
26月下美人BFTW=スプール径28mm、幅21mm(実際にラインが巻かれてる幅は14.5mm)

と、スプールサイズがデカイのが欠点になってます。MgBFカスタムスプールの重量も8.8gと今では重い部類に入ります。これは可変ブレーキパーツが1.28gもあるのがいけません。これを外して使うほうがあきらか快適さが向上します。

アブガルシア、ゼノン専用MgBFスプールのセッティングを試してみた結果とインプレ
ゼノン専用BFスプールを購入してから色々とセッティングを試しました。個人的にそのまま使用するとブレーキ力が弱いと感じたので、初速をしっかり抑えられるセッティングに調整しました。MgBFスプールのセッティング方法付属の説明書にも書かれてますが…

ベアリングを外した時のスプール重量は5gとスプールそのものはかなり軽いものです。ゼノンLTXにポン付けするためにスプールサイズが大きくなってしまったのがキャスト性能の悪さの原因になってるのでしょう。比較してる2機種に比べてゼノンLTXで2g~3gを投げるとラインのどん詰まり感が目に見えてわかる。スプール径や幅が如何に大事か分かります。

こんなのもあるくらいですからね↓
https://avail.jp/items_det.asp?id=33852

スプールは十分軽いのでアブガルシアが本気になってスプール径28mm、幅18mmあたりで作ってくれないだろうか。

大場所で使用するならむしろ有り

渓流で使用するにはちょっとなぁ、という感じなのですが川幅のある場所や海で使うならむしろゼノンLTXのほうが飛距離の面では有利です。これは、渓流だとフリップキャストやサイドキャストの少ない力でキャストすることがほとんどなので、軽い力で飛んでくれなきゃだいぶ困るわけです。本流やら海ならオーバーヘッドキャストで障害物を気にすることなく投げられるのでスプールサイズの大きいゼノンLTXのほうが普通に飛びます。

その点を考えると、バス釣りやライトソルト向けのカスタムスプールかな、と思いました。

リールとカスタムスプールの両方を購入した場合の価格

おおよそ4万円程になります。残念ですが渓流なら22アルデバランBFSかSSAIRを買ったほうがずっと快適です。そのため、MgBFカスタムスプールは既にゼノンLTXを持ってる人が買うためのものだと思いました。

僕は過去にアブガルシアのベイトフィネスリールを愛用してたので興味本位でゼノンもカスタムスプールも購入しました。ただ、レボLT7やALC-BF7と比べるとあまりに進化がないと感じてしまいました。

ゼノンLTXそのものが悪いわけじゃない

ゼノンLTX自体は普通に良いベイトリールだと思います。固定マグネットブレーキでグレードの高いベイトリールを作ってるところはあまり無いですから。それだけにMgBFカスタムスプールがちょっと残念でした。

巻き感や質感に関してもシマノダイワに劣るのは仕方ないですね。これはシマノダイワが強すぎるので。

やはりアブガルシアにはベイトフィネス特化の最強のベイトリールを作ってもらいたいです。

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