
オーナーから釣り専用グローブとして発売されたハンドアーマー。メーカーが素手感覚と謳うほどのグローブなので、実際に一日使い続けた感想を記事にしていきます。
まず、このグローブのいくつかの特徴について軽く触れておきます。
ハンドアーマーの特徴
・強力なグリップ力
手のひら側には特殊ゴムが採用。濡れた状態や魚を触った後でも滑りにくい強力なグリップ力を保つことができます。手のひら側は防水、手の甲側は防水ではないので蒸れの心配はなさそうです。
・素手感覚に近い薄さ
一般的な釣り用グローブとしては薄い部類です。イメージとしてはホームセンターなどで安く売ってる薄手のグローブのようなものです。装着したままノットが結べると書かれてますが果たして・・・
・価格が安い
545円で購入しましたが非常に安いです。
・日用品ではありません
と書かれてますが、耐久性によっては日用品としても使っても差し支えなさそうです。
漁港ロックフィッシュでの使用感



今回は漁港ロックフィッシュでライトゲーム寄りで使用しました。スピニングタックル、ベイトタックル両方で使用したのでその使用感を述べます。
・スピニングタックル
ロッド(24GSILUS-762ML)、リール2500番手(レグザLT)、PE1号
ロッドやリールのグリップ力は十分、しっかり握り込むことができます。感度もそれほど損なうことなく釣りをすることができました。ただ、一つ気になったのはキャスティング時のPEラインの指の引っかかり。グリップ力が仇となってしまってるようです。細糸PEで使うには少し相性が気になります。
・ベイトタックル
ロッド(24GSILUC-762ML)、リール(ソルティストSVTW80XH)、PE1号
ロッドリールのグリップ力や感度は上記と同じで悪くはありません。グローブを嵌めてのキャスティング時のサミングについては慣れの必要があるので僕は特に気になりませんでした。最近のベイトリールですとブレーキ性能が上がってるので着水時くらいにしかサミングをしないので問題ないと感じます。
・魚が掴みやすい
特殊ゴムのグリップ力のおかげと、そこそこ厚みがあるのでソイなどのトゲがある魚でも掴みやすかったです。キャッチ&リリースがスムーズにいくのはとても良いと感じました。
・ノットは結べるけど楽というわけではない
そもそもノットを結ぶならグローブを外したほうが良いと思いました。
・ガルプのような臭いワームを装着させるには便利
精神衛生上、手が直接臭くならないのは良いことです。
・防水ケースに入れてもスマホの操作ができる
スマホの落下や汚れ防止のために防水ケースに入れてるのですが、グローブを嵌めた状態でも操作可能でした。スマホ対応のグローブの中にはケースに入れてしまうと反応しなくなるものがあるのでこれは結構重要なメリットです。
魚種によってはそこまでメリットを感じないけど
今回、ライトゲームでの使用でしたがどちらかと言うともっと大型魚を狙ったジギングや船釣りなどで本来の能力を発揮すると思います。ただライトゲームでの使用もそこまで悪いと感じることはなく、キャスティンク時への指の引っ掛かりを感じるようであれば指部分の箇所を切って指を露出させてしまえば良いと思います。価格も安いのでそういったカスタマイズが自由にできやすい商品だと思います。
ちなみに僕が良く使用するグローブは東和コーポレーションのWOMB MF2 Collageというグローブです。こちらも薄手でそこそこのグリップ力があるグローブです。

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