
ロックフィッシュをライトベイトタックルで狙うためのセッティングについて解説します。
え?スピニングタックルのほうが楽ですよ!とは言わないでください。
まずライトベイトタックルという定義ですが、僕の釣りでは漁港や小磯で狙うアイナメ、ソイ類がメインターゲットになります。道南日本海にはメバルとかいないんです。エゾメバル(通称ガヤ)なら沖のほうにいます。
ロッドは7フィート半ばから7フィート後半、ML~Mクラスのパワーでファストテーパー寄り。
5g~15gぐらいで投げられるもの。
ベイトリールは軽量リグが扱いやすいもの、物によってはベイトフィネスリールでも可。
まずはロッドについて解説していきます。
チニングロッドをオススメしたい理由
個人的にロックフィッシュロッドよりも、チニングロッドをオススメしたいです。
何故なら上記で書いたようなロッド性能を持ったものがチニングロッドに多いからです。
例として
ダイワ シルバーウルフ 76MLB-S・W
シマノ ブレニアス XR B76ML-S
メジャークラフト ブラックポーギー5G BP5B-782ML
オリムピック シルベラードUX 24GSILUC-762ML
チニングロッドの特性として、繊細なティップと感度による操作感、軽量ルアーを遠投するための長さ、チヌの引きに負けないバッドパワー(釣ったことないけど)、軽量で疲れにくい。
僕が使用してるチニングロッドの一つがシルベラードUX 24GSILUC-762MLです。
アイナメ、ソイ、ヒラメなど掛けてますが何ら問題ありません。ライト寄りのロックフィッシュロッドよりも使ってて楽しいと感じます。
PEラインと相性の良いリールを選ぶ
ベイトリールにはPEライン0.8号~1号を100m程巻きます。ダイワのベイトリールに搭載されてるブレーキシステムがPEラインと相性が良いので僕としてはダイワ製品をオススメします。
そして、軽量ルアーを投げるにはスプール重量を問題になります。
だいたい12~9gあたりであればそこそこの軽量ルアーが扱えます。ベイトフィネスまでいってしまうと今度は少し重量のあるルアーが扱い難くなります。
アルファスSVTW800S スプール重量12.7g
ソルティストSVTW スプール重量12.8g
ソルティストBFTW スプール重量11g
シルバーウルフSVTW スプール重量12.8g
スティーズリミテッドCTSVTW スプール重量9.8g
この中でも扱いやすいのはPEラインの使用に特化したダイワのソルティストSVTW、ソルティストBFTW、シルバーウルフSVTWです。価格を考慮しないのであればスティーズリミテッドCTSVTWも良いんですが値段がね。

使用するワームやリグ

ロックフィッシュなので3.5g~10g程のジグヘッド、シンカーにワームを使用した釣りがメインになります。重めのワームならノーシンカーでやることも可能です。
使用するワームについては代表的なものをいくつか紹介します。
・エコギア(定番)
グラスミノー、ロックマックス、リングマックス、バグアンツ
・ノリーズ
パドチュー
・ケイテック
スイングインパクト
・OSP
ドライブクロー
この辺が良く使われて釣果も良いです。
僕がこの中で良く使うのがスイングインパクト3インチ、ドライブクロー2インチです。
パドチューもロックフィッシュの最終兵器として人気がありますね。
夜釣りで大型のソイ類やヒラメを狙う場合は5~6インチのワームも使います。
ランディングネットを所持すること
ガチのロックフィッシュロッドならそのままぶち抜くこともできますが、ライトタックルでは基本的にネットがなければあげられないことが多いです。無理に引き抜こうとするとロッドが破損する可能性大です。
ネットサイズは縦の長さが35cm~40cm程あれば十分です。
60cm級ヒラメでも頑張れば入ります(厳しいけど)
ライトタックルでの釣りは楽しい
ライトベイトタックルで挑むのはただ楽しいだけでなく、感度の良さによる繊細な操作、軽量タックルによる軽快な釣り、軽量ルアーで丁寧にポイントを狙った釣り、それをあえてベイトタックルでやる楽しさがあるわけです。
とはいえ、実際にスピニングタックルのほうがトラブルが少なくても飛距離も出しやすいのはそうなんですが、ライトベイトタックルで釣りをしてる人を僕はほとんど見かけたことがありません!!
住んでる地域にもよるでしょうが、道南エリアなら函館方面に行けばそういう人いるかもしれません。

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