23レガリスLT2500S-XH ファーストインプレッション

エギングやライトロックフィッシュ用に既に20ヴァンフォードを持ってるんですが、サブとしてもう1台新しいリールを探してました。

そして今回、レガリスLT2500S-XHを購入しました。
購入してからエギングで2回程しか使用してませんがその使用感をお伝えします。

旧モデルの18レガリスを所有していたので覚えてる限りそれと比較していきます。
(こちらは売却済みです)

旧モデルから23レガレスLTの進化

23レガリスLTではボディとローターがザイオンVにグレードアップしたことで、以前の高強度樹脂モデルよりも強固になりました。軽量化に関しては若干軽くなったという感じです。

ボディが強くなったことで歪みが発生しづらく、ギアの寿命も長くなると思うので旧モデルよりは長く使えるかもしれません。旧モデルは半年程度でギアがコロコロしてました。

ちなみにマグシールドは搭載されてないのですが、この価格帯だとむしろ搭載しないのが正解だと思います。マグシールドを搭載するとどうしても巻き重りが生じます。
これより上位機種であるフリームスやカルディアはマグシールドのせいで結構巻きが重いです。さらに上のルビアスに関してはローターがかなり軽いおかげでマグシールドによる巻き重りを感じません。

マグシールド非搭載の23レガリスはこれのおかげでフリームスやカルディアよりも巻きが軽いと感じられます。これに関しては旧モデルの18レガリスもそうでした。

23レガリスLTを選んだ理由

当初、23レガリスではなく21アルテグラを購入しようと考えてたんですが店頭の23レガリスに触れたことで一気に23レガリスに傾きました。

数件ショップに足を運んで23レガリスと21アルテグラを触らせてもらったんですが、総じて感じたのは23レガリスの巻き感の良さと巻きの軽さでした。21アルテグラもそこまで悪くないと思いますが23レガリスと比べた時に巻き感に雑味を感じてしまいました。

21アルテグラよりも安いのにかかわらず23レガリスはこんなにも巻き感が良いものなのかと。そして隣に置いてあった23レグザはもっと良かった。

耐久性の面は長く使ってみないと分かりません。旧モデルの耐久性はそこまで高くないと感じましたがザイオンVになってどの程度まで強くなったのか気になります。

ネットや店頭価格では23レガリスはギリギリ1万越えないラインにあります。
21アルテグラはだいたい1万2～4千円台です。

僕が購入した23レガリスLT2500-XHは9700円でした。

1万円以下だと思えない使用感

実際のエギング釣行では本体の軽さ、巻きの軽さから1万円以下としては十分すぎる性能だと思います。エギングに必要なドラグ性能も価格の割には滑りが良いです。
正直、僕が持ってる20ヴァンフォードよりもドラグ性能は良いのではないか。

アオリイカを掛けた時のやり取りは巻きの良さもあってスムーズでした。

やはりライトフィッシングではリールの軽さと巻きの軽さはルアーの操作を快適にしてくれます。これなら海だけでなく渓流釣りでも快適に使えるでしょう。

というかこの23レガリスLT2500-XHはエクストラハイギアなんですよね。
それを感じさせないところはホントに凄いと思いました。

競合リールと比べた時の感想

似たようなリールとしてシマノの22ミラベル、ダイワの21フリームスと比べた場合。

正直ミラベルはあまり良いリールとは思えませんでした。せっかくCi4+を使ったボディとローターなのに巻きがそこまで軽くなく、巻き感もそんなに良くありませんでした。
同じ軽量機種として20ヴァンフォードと比べた時の差は雲泥です。
価格は結構違いますがCi4+を使ったわりには・・・という残念感があります。

ダイワの21フリームスですが、本来は23レガリスの上位機種に当たるリールなんですけどマグシールドのせいで巻きが重たいというデメリットがあります。巻きに関しては21カルディアも同じですが、あちらはモノコックボディなのでボディの強さに差があります。

21フリームスを選択肢に考えた場合はワンピースベール、マグシールド搭載に拘るかどうかです。この2つの機能は23レガリスには搭載されていません。
20レブロスにはワンピースベールは搭載されていたんですけど23レガリスは無いです。
23レガリスにそれまで搭載したらフリームスの価値が下がるのと、価格が少し上がってたかもしれません。