PEライン専用ベイトリール、ソルティストの比較と主観による感想

PEライン専用ベイトリールとして発売されてるソルティストシリーズ。PEラインが扱いやすいよう設計された専用モデルです。海釣りではPEラインが主流になりつつあるので自分は3機種持ってるほどこのベイトリールは非常に使いやすいと感じてます。

今回はソルティストシリーズの比較と感想を記事にしたいと思います。
まず他のダイワ製ベイトリールと比べて大きな違いは主に2点です。

PE専用スプールとブレーキ設定

ダイワ製のベイトリールと比べた場合、スプールに付いてるインダクトローターが薄く作られており内部のバネも若干弱くなってます。こういう設計の理由は、通常のマグブレーキ搭載のベイトリールでPEラインを使用するとブレーキが強すぎるために飛距離が思うように伸びないというのがあります。僕はこれをジリオンSVで顕著に感じました。これを解消するために、キャストの初速でバックラを防ぐため最初にガツンとブレーキを効かせて後はブレーキを緩やかに効かせて飛距離を伸ばします。

バネが弱いことで初速でインダクトローターがガツンと突き出してバックラを防ぐ、後はインダクトローターが薄いのでブレーキが緩やかに効く。という設定がされてるのがソルティストPEスペシャルです。
ソルティストに限らずPEスペシャルと名が付いてるものはこうなってます。

ハイスピードレベルワインド

通常のベイトリールに比べてレベルワインドが速く左右に移動します。これによってラインがクロスするように巻かれます。

大雑把にこんな感じにラインが巻かれます→XXX

クロスするように巻かれてることでラインの食い込みを軽減してトラブルを減少させる目的があります。実際このおかげでバックラしたとしてもラインが食い込むことが少なく、バックラしたラインも元に戻しやすくなります。細糸PEラインを使用してもトラブルが少なくなります。

次にラインナップについて個人的な感想を述べます。

ソルティストBFTW

スプール径30mmのベイトフィネスモデルです。ベイトフィネスと書かれてますがスプール重量が11gあるので僕が思うベイトフィネスとはちょっと違うかなという感じです。ただPEラインを巻く前提となるのでスプール重量は比較的軽量になります。

個人的にBFというよりCTに近いと思う使用感です。SVより軽量ルアーを扱うことに特化してるけどベイトフィネスほどではない。5g~10g程度のルアーを使うならかなり使いやすいモデルです。ナイトロックフィッシュで使用してもトラブルも少なく非常に使いやすいです。個人的にソルティストの中でも推しのリールです。

ソルティストSVTW80

PE特化のSVスプールです。正直言うとちょっと半端な感じがするモデルです。あらゆるルアーに対応できてトラブルも少ないというのがSVコンセプトなんですが、そのせいか飛距離が期待するほど出ないのが少し残念。PEライン使用時のジリオンSVと比べたらこっちのほうが良いんですけどそれでも物足りなさがあります。SVブレーキはどうしてもブレーキが強いんですよ。とはいえPEラインを使用するならこのモデルも悪くはありません。

ソルティストTW100

実質20HRF PEスペシャルの後継モデルです。2号PEが100m巻けるスプール設定になってるので、ロックフィッシュで使うなら万能的なモデルになります。こちらは所持していません。

ソルティストTW150

過去にあった16HRF PEスペシャルを復活させた真のHRFPEスペシャルだと思ってます。25HRFはちょっとこれじゃない感があるので。これの素晴らしいところはスプール径36mmという遠投向けモデルにあります。ボディサイズは近年のコンパクト化しつつあるベイトリールと違い大きめサイズでパワーとタフさを兼ね揃えた磯ロックフィッシュをやるにはうってつけのモデルです。ハンドルノブもラウンドタイプで持ちやすくなってます。

ソルティスト300と400

ビッグベイトとかショアジギとか怪魚狙いのモデル。僕の釣りでおそらく使うことのないリール・・・

ハイパードライブデザイン搭載による巻き感度の向上

もう一点、ソルティストの良さを押し上げる機能としてハイパードライブデザインが搭載されたことが挙げられます。

ダイワの中堅~下位モデルのベイトリールの巻き感というと、シマノ製にちょっと劣る感じはあったんですけどハイパードライブデザイン搭載で一気にここが向上しました。

タトゥーラシリーズにも搭載されるようになったので巻き感の良さならシマノ!という感じでもなくなりました。しかも、ダイワのベイトリールはこれまでギア関連のパーツはメーカー修理でしか交換対応をしてくれなかったのが今ではそれらのパーツを注文することが可能なのです。
マジで有難い話しです。

タトゥーラシリーズと比べて

ソルティストのベースボディはタトゥーラになります。それを考えた場合、2025年現在のタトゥーラと比べてどうなのかという話し。

まず価格ではタトゥーラのほうが安いです。ちょっと前まではソルティストと1万円近くの価格差はありましたが今はそうでもないようです。

ベイトリールでPEを快適に扱いたいならソルティスト。ただし、PE専用スプールのためナイロンやフロロは強度的に使用できないと公式に書かれてます。ロックフィッシュでフロロも使いたいと考えるならタトゥーラになるでしょう。

ドラグサウンドの有り無し。ソルティストにはドラグ音があります。ベイトリールのドラグ音にどれだけ重要性を求めるかは人によると思います。

タトゥーラSVTWにはSVブーストが搭載されている。これを見た時はマジで!?と思いました。ソルティストSVTWにもSVブーストが搭載されていれば僕の評価も変わったかもしれません。

PE限定で使うならソルティストがオススメ

上でも書きましたがソルティストはPE専用スプールです。PEラインだけしか使わないよ!て人にはオススメできますが、フロロも使いたいという方はタトゥーラを選んだほうが無難です。

極論、ダイワのブレーキシステムならタトゥーラでもそこまでトラブル無くPEラインを使用できます。
もう少し飛距離がほしいという場合はソルティストのほうが飛ぶ感じです。
ダイワのベイトリールはTWSとマグネットブレーキが相まってPEラインとの相性は良いんです。

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