今年の海サクラマスの時期に漁港であったトラブルの話し

僕個人のトラブルではないんですけど、漁港で車のトラブルがあったという話しを直接、付き合いのある漁師さん本人から聞いた話しになります。

漁港でのトラブルが近年増え続けてきた結果、漁港を関係者以外立ち入り禁止にしてしまう場所が増えてきました。僕の住んでる地域ではまだありませんが、今回のトラブルはそうなるかもしれない可能性だって出てくるトラブルでした。

海サクラマスの季節になると外からくる地方ナンバーの車を良く見かけます。

今回、トラブルになったのは海サクラマス狙いで漁港に止めていた車との衝突事故でした。
海サクラマスの時期となると漁師も非常に忙しくなります。毎日早朝に定置網の確認や引き上げのために出港します。そして戻ってきた時は水揚げ、次の網を張るための準備などで車の出入りが多くなります。

その際に、漁港に止めていた釣り人の車に漁師さんがぶつけてしまったというのが今回のトラブルです。普通に考えたらぶつけた人が悪いんですが、その車が止めてあった場所は漁船が止めてある後ろだったわけです。

何故そんな場所に車を止めていたのか?という話しですが、その場所は歩いてすぐ磯場にアクセスできるポイントなので、釣り人が車を止めてるのをよく見ます。
海サクラの時期になるとその磯場に行くために複数台、その場所に車が止まってることがあるんです。

ぶつけてしまったものは仕方ないですが、その後の車の持ち主の対応はというと
最初はぶつけた漁師さんが弁償するという話しだったんですが、後から相手側が警察を呼ぶという話しに変えたそうです。

これも、警察に連絡して対応するのは当たり前と言えば当たり前なんですが。
なにぶん、ぶつけた猟師さんは80歳近いおじいさんだったので免許返納とかそういうのを言われるのを嫌ったのかもしれません。

とは言っても田舎では70~80歳なんて当たり前に働いてる人ばかり。特に漁師や農家の高齢化は著しいものです。そうしなければ生活できないので、免許なんて返納できるわけがありません・・・

話しは逸れましたが、元々の発端は一般人の駐車場でもない、漁師が仕事をするためのスペースに当たり前のように車を駐車をしていることです。

どこの漁港もそうですが、猟師さんや漁組の計らいによって開放されてるだけでその人達の機嫌を損ねてしまえば釣り禁止、関係者以外立ち入り禁止、これだけでその釣り場は終わりです。そして、一度閉じられた漁港はほぼ解除されることはありません。

今回、僕が言いたいのは配慮を忘れた釣りに、この業界の未来は無いということです。

雑記
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